静かに聞かれる知者の言葉は、愚かな者の中のつかさたる者の叫びにまさる。
人を戒める者は舌をもってへつらう者よりも、 大いなる感謝をうける。
人の怒りは、神の義を全うするものではないからである。
彼は叫ぶことなく、声をあげることなく、 その声をちまたに聞えさせず、
彼は衰えず、落胆せず、 ついに道を地に確立する。 海沿いの国々はその教を待ち望む。
賢い者の戒めを聞くのは、 愚かな者の歌を聞くのにまさる。
知者の口の言葉は恵みがある、 しかし愚者のくちびるはその身を滅ぼす。
こう言って、彼はこの集会を解散させた。